要点
欠乏を是正しつつ、一部の対象者で胃腸忍容性がよい可能性のある経口鉄です。
- 根拠と対象範囲
- 条件・対象者により有用
成分全体を、すべての目的、健康効果、対象者について評価したものではありません。
- 重要な限界
- 効果は、対象者、製剤、摂取前の状態、目的によって異なります。すべての人や製品に同じ結果が当てはまるわけではありません。
- 判断する前に
- 主な注意: 他の経口鉄と同じ薬剤間隔・過量注意が必要で、確認された必要性なしに使いません。
01 / 実用ガイド
量・吸収・組み合わせ
目的別の研究・参考範囲であり、個別の処方ではありません。目的、形態、製品表示、薬、健康状態を順に確認してください。
研究・参考範囲であり、個別の処方ではありません。製品表示や医療者の指示が異なる場合があります。
量の出典 ↗多いほど良いわけではありません。医療者や製品表示が異なる量を指定する場合があります。
脂溶性・水溶性ビタミンの分類は適切でなく、塩、抽出物、製剤、食事により吸収が変わります。
必要なら食事と一緒に。元素鉄量で確認します。
主な注意: 他の経口鉄と同じ薬剤間隔・過量注意が必要で、確認された必要性なしに使いません。
量や使い方のリンク先には、一次資料または公的資料を掲載しています。検索リンクは関連研究を探すためのもので、表示されるすべての論文がこの目的に当てはまるとは限りません。
02 / エビデンス
研究からわかること
効果を支持する結果、一貫しない結果、否定的な結果、安全性、背景情報を同じ場所にまとめます。要約だけで元の研究に置き換えることはありません。
集計はJIVANAが精査した本コレクションのみで、検索結果の件数ではありません。同一試験の複数論文は参加者を1回だけ数え、レビュー論文の参加者数は重ねて加算しません。
研究タイムラインを開く研究タイムライン+
出版年順に掲載し、情報源に記載がある場合のみ実施期間を表示します。
Ferrous Bisglycinate and Folinic Acid in Pregnant Women with Iron Deficiency
低用量の併用製品は鉄指標を改善し胃腸症状も少なかったものの、フォリン酸、複数ビタミン、異なる鉄用量のためビスグリシネート単独には帰属できません。
研究デザインと方法
- 研究デザイン
- ランダム化実薬対照試験
- 対象者
- 妊娠12〜16週で鉄欠乏がある妊婦120人
- 介入
- 鉄24 mg相当のビスグリシネート+フォリン酸+マルチビタミン 対 鉄66 mg相当のフマル酸鉄
- 評価項目
- 短期血清鉄、血液・鉄状態指標、胃腸症状
資金・利益相反メモ: Max Biocareが資金提供しました。試験製品がビスグリシネートにフォリン酸・マルチビタミンを含み、対照と元素鉄量も異なるため集計から除外します。
Addition of oral iron bisglycinate to intravenous iron sucrose for postpartum anemia
ビスグリシネート追加によるヘモグロビン差は0.4 g/dLのみで、貧血閾値、貯蔵鉄、QOLは改善せず、29%に有害事象がありました。この状況では静注鉄単独で十分でした。
研究デザインと方法
- 研究デザイン
- ランダム化対照追加治療試験
- 対象者
- ヘモグロビン9.5 g/dL以下の産後女性158人(107人が解析完遂)
- 介入
- 全員が静注鉄スクロース500 mgを受け、鉄ビスグリシネート60 mgを45日追加、または追加なし
- 評価項目
- ヘモグロビン、貯蔵鉄、QOL、有害事象、治療満足度
Iron Bisglycinate Chelate and Polymaltose Iron for Iron Deficiency Anemia
両製剤でヘモグロビンなどが改善し、ビスグリシネートのみフェリチンと平均赤血球ヘモグロビンが開始時から有意上昇しました。完遂20人で多くの指標の明確な群間差はなく、予備的根拠です。
研究デザインと方法
- 研究デザイン
- 二重盲検予備ランダム化試験
- 対象者
- 鉄欠乏性貧血の1〜13歳の小児20人
- 介入
- 鉄ビスグリシネートまたは鉄ポリマルトースを各3 mg鉄/kg/日
- 評価項目
- ヘモグロビン、赤血球指数、フェリチン、トランスフェリン、有害事象
Ferrous bisglycinate 25 mg versus ferrous sulfate 50 mg for prevention of iron deficiency in pregnancy
低用量ビスグリシネートは元素鉄量が2倍の硫酸鉄に対し欠乏・貧血予防で非劣性で、胃腸症状も少ない結果でした。健康妊婦の予防結果であり、既存貧血の治療比較ではありません。
研究デザインと方法
- 研究デザイン
- ランダム化二重盲検ITT試験
- 対象者
- 健康なデンマーク人妊婦80人
- 介入
- 鉄25 mg/日相当の鉄ビスグリシネートまたは鉄50 mg相当の硫酸鉄
- 評価項目
- 鉄欠乏、鉄欠乏性貧血、血液指標、胃腸症状
未精査の研究候補(エビデンス件数には含めません)2 件の候補論文検索実行日: 2026/08/21
表示した検索式を使い、その時点のPubMedで見つかった結果を掲載しています。ただし、ほかのデータベースやすべての同義語を網羅しているわけではありません。候補には、無関係な論文、同じ研究についての重複論文、否定的な結果も含まれます。内容を確認するまでは、エビデンス件数や参加者数に加えません。
03 / 情報源
元の情報を確認する
最新検索は研究発見用です。検索件数は変動するため、上の監査済み集計には含めません。
PubMedの新着候補論文再現可能な検索結果の先頭12件へ直接リンクします。研究発見用の候補であり、精査済み要約や肯定的研究の件数ではありません。
- Addition of oral iron bisglycinate to intravenous iron sucrose for the treatment of postpartum anemia-randomized controlled trial.Yefet E, Mruat Rabah S, Sela ND et al. · 2021 · American journal of obstetrics and gynecology · PMID 34171389PubMedで開く ↗
- Iron Bisglycinate Chelate and Polymaltose Iron for the Treatment of Iron Deficiency Anemia: A Pilot Randomized Trial.Name JJ, Vasconcelos AR, Valzachi Rocha Maluf MC · 2018 · Current pediatric reviews · PMID 30280670PubMedで開く ↗
04 / 専門家の見解
専門家の見解(エビデンスではありません)
専門家の見解は日付付きの背景情報であり、科学的エビデンスではありません。人数が増えてもエビデンス評価や科学的コンセンサスにはなりません。
直接情報源で確認できる支持は現在登録されていません。研究著者であることや話題にしたことだけでは「支持」としません。